2023.03.17press release

AZUSA STADIUM & ARENA BUSINESS CONFERENCE (SABC) 開催のご報告

この度、Blue United Corporationと株式会社 梓設計 (東京都大田区 代表 有吉 匡)は、日本におけるスタジアム・アリーナビジネス市場のさらなる発展と活性化を目的に、2023年3月7日(火)に 「AZUSA STADIUM & ARENA BUSINESS CONFERENCE (SABC)」を開催しましたので、ご報告いたします。

本カンファレンスでは、今後さらに拡大していくスポーツ産業、中でもBlue United Corporationと株式会社 梓設計が共同で主に取り組む、スタジアム・アリーナビジネス領域において、有識者の皆様にご協力を賜り、また、参加者を含め議論・交流の場を設けることで、業界のさらなる発展に貢献していくために開催いたしました。

今回、対面形式とオンライン形式を合わせ、合計100名以上にご参加頂き、また、合計4名のゲストスピーカーをお招きし、国内外における先進事例と、それを支える基礎となる考え方について共に学び考える機会となりました。

開会では、スポーツ庁 参事官 (民間スポーツ担当) 渡辺 隆史 様にご登壇を頂き、基調講演として、日本におけるスタジアム・アリーナビジネスの発展の重要性をお話頂きました。

第1部では、冒頭、株式会社 梓設計 専務執行役員 プリンシパルアーキテクト スポーツ・エンターテインメントドメイン長 永廣 正邦 氏より、「梓設計が考えるスタジアム・アリーナの5(ファイブ)コンセプトと3つの視点」と題し、梓設計の目指すスタジアム・アリーナビジネスのあり方をお話させて頂きました。

第1部の後半は、FRANÇOIS de LA SERRE Group 代表取締役社長・公認アーキテクト フランソワ・ドゥ・ラ・セール 様にご登壇いただき、「フランス アジャン市 ラグビースタジアム改修による体験価値の向上」をテーマに、2022年10月に竣工したフランス アジャン スタッドアルマンディーについてお話いただきました。

第2部では、株式会社今治. 夢スポーツ 代表取締役会長 岡田 武史 様にご登壇を頂き、今年竣工したFC今治の新スタジアム「今治 里山スタジアム」について、その背景をお話頂きました。サッカーの試合日はもちろん、365日の賑わいを創出する仕掛けをふんだんに盛り込んだ様々な体験ができる開かれたスタジアムを目指し、また、地域や自然環境と連携し循環しながら成長し続け、まちのシンボルとなるサッカースタジアムとなることへの想いを語って頂きました。

第3部では、Oak View Group, Executive Vice President ブライアン カバツィニック(Brian Kabatzinick) 様より、「OVGによる気候変動へのアプローチ」をテーマに、アメリカ ワシントン州 シアトルに所在し、施設の命名権の活用が社名やブランド名ではなく「クライメート・プレッジ / 気候誓約」という言葉をアリーナの名称としたことで話題となった、「Climate Pledge Arena (クライメート・プレッジ・アリーナ)」について、お話をいただきました。30年以上にわたり、米国および国際的なエンターテイメントビジネス領域において、世界の主要企業に上級管理職として従事した経験をもとに、他ではなかなか聞けない世界的な最新事例を、参加者へ多数共有頂きました。

講演セッション終了後は、会場で本カンファレンスへ参加した参加者の皆様と共に、日本のスタジアム・アリーナビジネスのさらなる発展に向けて、それぞれの想いや考えを語り合うアフターパーティーを開催しました。

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